インターネット接続
インターネット接続
概要
ENTERNET は、インターネット接続性を必要としているユーザーに対して、いくつかの形態でインターネット接続性を提供しています。
このページでは物理的(L1)・論理的(L2/L3)接続方法と接続方法例について説明します。
接続方法
A:AS63798 ENTERNET とユーザーのグローバル AS が BGP 接続
ユーザーが管理するグローバル AS と AS63798 ENTERNET が、ENTERNET IX にて eBGP 接続する形となります。
物理的・論理的(L2)な接続方法については ENTERNET IX の接続方法を参照ください。
B:ENTERNET とユーザーのプライベート AS が BGP 接続
ENTERNET は、プライベート AS 番号をユーザーに割り当てます。 ENTERNET は、AS63798 ENTERNET が広報する IP アドレスの一部をユーザーに割り当てます(ENTERNET 割り当て PA アドレス)。
ユーザーが管理するプライベート AS と AS63798 ENTERNET が、ENTERNET IX にて eBGP 接続する形となります。
物理的・論理的(L2)な接続方法については ENTERNET IX の接続方法を参照ください。
C:ENTERNET とユーザー間で静的ルーティング(static route)
ユーザーに割り当てられたセグメントのデフォルトゲートウェイの管理者は以下のいずれかから選択できます。
- C-1: ENTERNET
- C-2: ユーザー自身
ENTERNET は、AS63798 ENTERNET が広報する IP アドレスの一部をユーザーに割り当てます(ENTERNET 割り当て PA アドレス)。
物理的・論理的(L2)な接続方法については調整いたしますので、利用申請に記載のメールアドレスまで希望の構成を明示の上お問い合わせください。
接続方法例
ケース A:グローバル AS を運用中で OPEN 経由で BGP にて接続
- L1/L2:(前提)ユーザーは何らかの方法にて OPEN 経由で ENTERNET IX に到達できる環境が整えられている
- L3:ユーザーが管理するグローバル AS と AS63798 ENTERNET が ENTERNET IX にて eBGP 接続
ケース B:グローバル AS を運用中で NTT 東日本 NGN 経由で BGP にて接続
- L1/L2:NTT 東日本 NGN 上に構築した EtherIP トンネルで ENTERNET IX に接続
- L3:ユーザーが管理するグローバル AS と AS63798 ENTERNET が ENTERNET IX にて eBGP 接続
ケース C:グローバル AS を運用中でインターネット経由で BGP にて接続
- L1/L2:インターネットに構築した VXLAN over WireGuard トンネルで ENTERNET IX に接続
- L3:ユーザーが管理するグローバル AS と AS63798 ENTERNET が ENTERNET IX にて eBGP 接続
接続申請
インターネット接続 利用申請 を参照ください。
最終更新日